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ECB、物価目標達成に近い 支援縮小の加速化可能=オランダ中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は30日、インフレ目標は達成に近づいているとし、物価が予想を超えて上昇し続ければ、現行の計画よりも速いペースで景気支援策を終了できると述べた。2019年9月、ハーグで撮影(2021年 ロイター/Eva Plevier/File Photo)

[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は30日、ECBの中期的なインフレ目標は達成に近づいているとし、物価が予想を超えて上昇し続ければ、現行の計画よりも速いペースで景気支援策を終了できるとの考えを示した。

ECBは今月16日に開いた理事会で、新型コロナウイルス対応の緊急支援策は終了するが資産買い入れは継続し、来年の景気を支援する方針を表明。1兆8500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は第1・四半期に減額し、3月で終了すると決定した。ただ、満期を迎えた債券の償還金を再投資する期間を延長したほか、何かしらのショックが生じた際にはPEPPを即時に再開する用意があるとした。

クノット総裁は独紙ベルゼン・ツァイトゥングに対し、「ECBは『任務完了』に極めて近づいていると言える」とし、「インフレリスクは明らかに上向きに傾いている」と指摘。「2022年に買い入れを段階的に縮小していく方針に違和感はない」と述べた。

その上で、インフレ率が予想を上回れば、景気支援策の解消ペースを速める必要が出てくる可能性があると指摘。「段階的で円滑な出口戦略の実施には、早期着手が重要になる。対応が後手に回れば、衝撃を伴う修正策が必要になる」と述べた。

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