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ECB、制限的領域までの利上げ必要となる可能性=ラガルド総裁

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は20日、許容できないほどの高インフレに対応するため、経済成長を制限する水準まで政策金利を引き上げる必要があるかもしれないと述べた。写真は8日、ECB理事会後にフランクフルトで記者会見するラガルド総裁(2022年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は20日、許容できないほどの高インフレに対応するため、経済成長を制限する水準まで政策金利を引き上げる必要があるかも知れないと述べた。

講演で、高インフレを背景にインフレ期待が高まる恐れがあるとの証拠があれば「われわれの目標に適合する政策金利は制限的な領域になる」とした。

また、エネルギー価格高騰に起因する現在の供給ショックがEUの潜在成長力を低下させた場合、ECBは需要鎮静化に向け行動すべきとも述べた。

中期的なインフレ期待は目標付近に「比較的」よく固定されているとしながらも、これを当然と受け止めるのは「賢明でない」と指摘。消費者のインフレ期待の急速な高まりや、ユーロ圏が低インフレ環境から超高インフレ環境へと移行しつつあることを挙げ、いずれも長期的なインフレ期待に対するリスクだとの見解を示した。

高インフレが賃金上昇スパイラルを引き起こすリスクについても警告を発した。

ただ、10月理事会での利上げについては何ら手がかりを示さず、ECBは会合ごとに次の一手を決定するとの発言を繰り返した。

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