September 4, 2019 / 9:14 PM / in 11 days

ECB、長期の金融緩和維持必要 副作用も注意を=ラガルド氏

欧州中央銀行(ECB)の次期総裁候補に指名されたクリスティーヌ・ラガルド氏は4日、ECBは金融緩和を長期間維持する必要があり、気候変動など世界が直面する問題も考慮すべきという認識を示した。福岡市で6月代表撮影(2019年 ロイター)

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の次期総裁候補に指名されたクリスティーヌ・ラガルド氏は4日、ECBは金融緩和を長期間維持する必要があり、気候変動など世界が直面する問題も考慮すべきという認識を示した。

ラガルド氏は欧州議会の経済委員会での指名公聴会で、ECBの政策枠組みに言及。前回見直しが行われた2003年以降、世界情勢は変化したと認めた上で、米連邦準備理事会(FRB)やカナダ中銀と同様、ECBも政策枠組みの見直しを行うべきと表明した。

同氏は「2003年以降、多くの事柄が変化した。こうした状況を踏まえ、(政策に関する)利便性とコストの比較衡量および金融政策枠組みの見直しが正当化されるものと強く確信している」と語った。

物価安定が第一の責務であることは言うまでもないが、気候変動や環境保護の問題も重要であるとした。また長期にわたる超金融緩和は必要だが、非伝統的政策が及ぼす副作用にも注意しなければならないと強調した。その他、ユーロ圏は域内各国の債券を一つにまとめた金融資産の発行を検討すべきと提案した。

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