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ユーロ圏の賃金、今後数年インフレ要因に=レーンECB専務理事

 11月25日、欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事(写真)は、ユーロ圏の賃金が経済環境の変化に適応するには数年かかると指摘、エネルギー危機や新型コロナウイルス流行の影響が和らいだ後も長期にわたってインフレ要因となる可能性があると述べた。写真は2019年9月、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Gary He)

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は25日、ユーロ圏の賃金上昇が数年にわたってインフレ率を押し上げ続ける可能性があるが、これは賃金動向の恒久的なシフトを示すものではなく、現在の基調インフレ指標は誤解を生じさせる可能性があるとの認識を示した。

専務理事はブログで「賃金設定には時間のずれが生じるという性格があり、累積的な生活費の上昇に対する名目賃金の調整には数年かかる」と指摘。「このため、たとえエネルギーやパンデミックの要素がインフレ指標から薄れても、賃金インフレは今後数年間の物価上昇の主因となる」とした。

ただ、これは期間限定の追い上げであり、賃金ダイナミクスのより永続的な変化を示唆するものと誤って解釈されるべきではないという。

また、政策立案者が重視している現在の基調インフレ指標について、パンデミックとエネルギーショックという異常な経済ショックによってゆがめられている可能性があるため、あまり深読みしないようにと警告した。

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