February 26, 2019 / 10:43 AM / 25 days ago

ECBの予測下方修正、小幅にとどまる=アイルランド中銀総裁

 2月26日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・アイルランド中銀総裁(写真)は、最近の欧州経済の減速について、ECBの予測の下方修正は限定的になるとみられ、現行の政策戦略で対応することが可能だとの認識を示した。13日撮影(2019年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[フランクフルト 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・アイルランド中銀総裁は26日、最近の欧州経済の減速について、ECBの予測の下方修正は限定的になるとみられ、現行の政策戦略で対応することが可能だとの認識を示した。

レーン氏は6月1日にプラート専務理事兼チーフエコノミストの後任としてECB専務理事に就任にする予定。ECBチーフエコノミストへの任命がほぼ確実視されている。レーン氏はプラート氏と同様にハト派と見なされており、レーン氏の就任でECBの軌道が大きく変化する公算は小さいと見られている。

レーン総裁は、欧州議会の経済・金融問題委員会の指名公聴会で「最近、一連のネガティブなショックがあった」とした上で、「ただ、これは適度に小幅な予測の調整の範囲内だ」とし、「現在の戦略で、限られた下方修正に対応することは可能だ」と述べた。

その上で「フォワードガイダンスは見通しの修正に対応できる」と語った。

ECBの3月7日に開く次回理事会の際に公表する新たなスタッフ予想で、ユーロ圏の経済成長率、インフレ見通しを下方修正するとの見方が大勢となっている。ただ、少なくとも夏にかけて金利を安定的に保つとのガイダンスは変更しないとみられている。

レーン氏は「市場では、見通しの下方修正は(金融政策の)正常化に向けた道筋が緩慢になることを意味するという見方が出ている」としながらも、「現在の戦略でこれに対応することは可能だ」と述べた。

その上で、賃金の上昇圧力などが高まり続けていることで、長らくECBの目標を下回ってきたインフレ率が上向くことが示唆されていると指摘。「インフレを巡る状況の改善につながる基調的なメカニズムはなお健在であるとわれわれは確信している」と述べた。

*内容を追加しました。

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