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メルシュECB専務理事、「リブラ」巡るリスクを警告

 9月2日、欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事(写真)は、米フェイスブックが来年の導入を計画する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」が広く受け入れられれば、ECBの金融政策運営能力が損なわれかねないと指摘した。写真はブダペストで2月撮影(2019年 ロイター/Bernadett Szabo)

[フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は2日、米フェイスブックFB.Oが来年の導入を計画する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」が広く受け入れられれば、ECBの金融政策運営能力が損なわれかねないと指摘した。

メルシュ氏は、「リブラの浸透度合いや、リブラの裏付け資産におけるユーロの参照状況によっては、ECBのユーロの管理能力を弱め、ユーロ圏の銀行の流動性に影響を及ぼすことによって金融政策の伝達メカニズムを毀損(きそん)し、ユーロの国際的役割を低下させる可能性がある」と述べた。

リブラに最後の貸し手というものが存在せず、最終的には株主が責任を負う体制を「極めて懸念する」と指摘。

リブラを導入するフェイスブックが、深刻な個人情報流出問題を起こしていることを挙げ、欧州当局はリブラ問題にきちんと対応していく必要があると述べた。

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