[ウィーン 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は24日、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は予定通り来年3月に終了する見込みだが、将来再導入することも考え凍結される可能性があるとの見方を示した。
ホルツマン総裁は記者会見で「理事会メンバーを含め、これまで示された見解や声明は全て、PEPPの実質的な買い入れが来年3月で終了する見込みだが、PEPP自体がなくなるのでなく、おそらく待合室に入れられるであろうことを示唆している」と述べ、同総裁としては「縮小」を推進する立場だと説明した。
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