[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は、ECBの追加利上げに賭ける投資家は先週以降の堅調な米指標やECBのコミュニケーションに「過剰反応」しているとの認識を示した。仏経済紙レゼコーが22日、インタビュー記事を掲載した。
この中でビルロワドガロー氏は「ターミナルレート(政策金利の最終到達点)予想に過剰なボラティリティーがある」と指摘。「別の言い方をすれば、16日から市場はやや過剰反応している」と述べた。
また、夏の終わりまでにピーク金利に達する可能性があるが、ECBは9月までの各会合で利上げする義務を負っていないとも述べた。
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