[ヘルシンキ 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は21日、ECBが導入する国債利回り抑制措置について、どの国も自動的に対象になるわけではなく、判断はECB理事会に委ねられるとの認識を示した。記者会見で述べた。
ユーロ圏市場の分断を測る際は自動的ではなく、単一の基準が存在しないのは非常に明白とし「ECB理事会による判断の余地がかなりあるはずだ」と語った。
「われわれはいくつかの要素や基準に基づいて判断し、包括的、全体的な分析を行った上で決定する」と説明した。
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