November 5, 2018 / 9:49 AM / in 16 days

ユーロ圏、潜在成長率が危機時の水準から上昇=ECB

 11月5日、欧州中央銀行(ECB)は公表した経済報告で、ユーロ圏の潜在成長率が、債務危機時に記録した低水準から回復したものの、危機前の水準は依然として下回っているとの認識を示した。フランクフルトで3月に撮影(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は5日公表した経済報告で、ユーロ圏の潜在成長率が、債務危機時に記録した低水準から回復したものの、危機前の水準は依然として下回っているとの認識を示した。高齢化が潜在成長率の重しになる見通しという。ECBによると、ユーロ圏の潜在成長率は債務危機時に1%を割り込んだが、現在は推定1.5%前後に上昇している。

経済報告は「入手可能な推計値によると、潜在成長率は近年上昇している。ただ、世界的な金融危機前の水準は引き続き下回っている」と指摘。「高齢化が、今後数十年、ユーロ圏の潜在成長率に下押し圧力をかけるとみられる」としている。

経済報告によると、ユーロ圏は現在、潜在成長率に近いペースで成長しているとみられる。過去数年は潜在成長率を上回るペースで景気が拡大したため、余剰生産能力が吸収されたという。

経済報告は「供給面の制約が今後さらに強まる可能性が高い。これは、賃金の伸びと実質インフレ率の緩やかな加速に寄与する」としている。

第3・四半期のユーロ圏の経済成長率は前年比1.7%に大幅鈍化。経済成長がさらに鈍化すれば、潜在成長率を下回り、インフレ圧力が緩和する可能性がある。

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