January 25, 2019 / 10:41 AM / 24 days ago

ECB四半期調査、ユーロ圏の成長率・インフレ率予想が低下

 1月25日、欧州中央銀行(ECB)が発表した四半期に一度の経済予測調査によると、ユーロ圏の成長率とインフレ率の予想が前回調査から引き下げられた。ECBが金融政策の正常化ペースを落とす可能性を示唆したことを裏付ける材料となっている。ドラギ総裁は、主要政策金利の据え置きを決定した24日の理事会後の会見で、ユーロ圏の経済成長に対するリスクは下向きに移行したとの認識を示した。フランクフルトで2018年12月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が25日発表した四半期に一度の経済予測調査によると、ユーロ圏の成長率とインフレ率の予想が前回調査から引き下げられた。ECBが金融政策の正常化ペースを落とす可能性を示唆したことを裏付ける材料となっている。ドラギ総裁は、主要政策金利の据え置きを決定した24日の理事会後の会見で、ユーロ圏の経済成長に対するリスクは下向きに移行したとの認識を示した。[nL3N1ZO4H4]

理事会での金融政策討議の主要な参考情報となる四半期調査によると、2019年のユーロ圏の成長率予想は1.5%で、前回調査の1.8%から引き下げられた。

インフレ率予想は1.8%から1.5%に下がり、ECBの目標である2%弱を大きく下回った。さらに2023年の「長期」インフレ率予想も1.9%から1.8%に低下し、ECBの目標達成能力への信頼感が薄れていることを示した。

ECBは2013年初めからインフレ目標を達成できないでいるが、緩和措置が機能しており、インフレ圧力は構築されつつあると主張。昨年12月に2兆6000億ユーロ規模の量的緩和(QE)終了を決定し、秋以降に利上げする可能性を示唆してきた。

しかし、ユーロ圏の景気が急減速し、回復の見通しもたたない中、市場が織り込む利上げ時期は2020年半ばに後ずれしている。

今回の調査では、2020年の成長率予想が1.5%(前回調査:1.6%)、2020年のインフレ率予想は1.6%(前回調査:1.7%)。長期成長率予想も1.6%から1.5%に引き下げられた。

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