September 24, 2019 / 9:13 AM / a month ago

ECBの債券買い入れ再開、現段階で正当化できず=仏中銀総裁

 9月24日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁(写真)は、今月のECB理事会で決定した債券買い入れの再開について、現段階では不必要な対応と批判した。写真はフランスのシャンティイで7月撮影(2019年 ロイター/Pascal Rossignol)

[パリ 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は24日、今月のECB理事会で決定した債券買い入れの再開について、現段階では不必要な対応と批判した。

ECBは12日の理事会で、中銀預金金利の引き下げ、債券買い入れの再開など、包括的な追加金融緩和策を決定した。[nL3N2632P0]

債券買い入れ(量的緩和)の再開については、オーストリア、オランダ、ドイツ各国中銀総裁が異を唱えている。普段タカ派とみなされていないビルロワドガロー氏が公然と批判するのは異例。

ビルロワドガロー氏は講演で「資産買い入れの再開に賛成ではなかった。長期金利、タームプレミアムともに非常に低水準であることを踏まえ、現段階では追加の買い入れは不要と考えていたからだ」と述べた。

そのうえで、マイナス金利の深掘り、低金利を長期維持するという確約(フォワードガイダンス)、金利の階層化といった、他の緩和措置には支持を表明。

「われわれのフォワードガイダンスはいまや、目標達成に向けた、強化されたコミットメントを反映し、かなり『状況に基づく』ものとなっている。おそらく量的緩和を巡る議論で目立たなくなってしまったが、これは大いなる前進だ」と指摘した。

ドラギ総裁は23日、一連の弱い経済指標が示す通り、ユーロ圏の景気回復の見通しが立たないとして、金融緩和は必要と指摘した。

ビルロワドガロー氏はECB内で意見の相違があっても金融政策における義務は果たしたという点では一致していると述べ、今度は各国政府など他の政策当局者が責任を果たす番だと訴えた。

*内容を追加しました。

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