[ミラノ 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中央銀行総裁は、ユーロ圏のインフレ率は高いだけでなく、すそ野が拡大しており、エネルギー価格以外のはるかに広範な商品に影響が出ているとし、無視するのは難しいとの認識を示した。
総裁は「欧州のインフレ率は高いだけでなく、すそ野が広がっている」と指摘。「エネルギー価格の問題だけであれば、一部のエコノミストは無視できる、供給ショックが収まるまで待てる、と言うだろう」と述べた。
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