[パリ 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は17日、ECBの政策金利は夏にかけてピークに達する可能性が高いと述べた。ただ、年内の利下げは問題外との考えを示した。
ビルロワドガロー総裁は金融アナリスト向けの講演で、ECBの政策金利は夏にかけて、遅くとも9月にはピークに達すると述べた。
また、金利がピーク水準に維持される期間も重要と指摘。インフレ率をECBが目標とする2%に戻すために必要な限り、金利は高水準に維持されるとの見方を示した。
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