June 4, 2019 / 10:39 AM / 3 months ago

ユーロ圏の銀行統合は望ましい、判断は各行に委ねる=仏中銀総裁

[パリ 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのフランソワ・ビルロワドガロー仏中銀総裁は4日、ユーロ圏の銀行部門の統合は望ましいが、統合の判断は各行に委ねるべきだとの認識を示した。

総裁は以前から、国境を超えた統合が効率化とショックに対する耐性の向上につながると主張している。

一部のECB当局者は、銀行の統合が進めば、金融政策の波及効果が高まるとも指摘している。

パリで開催されたFT銀行・金融会議に出席した同総裁は「(統合は)望ましい」としながらも、具体的な事例についてはコメントを拒否。

「特定のプロジェクトは念頭に置いていない。どのような合併が可能かは、我々ではなく、銀行業界が決めることだ」と述べた。

国境を超えた合併は近年減っているが、銀行関係者は、現在の規制では、欧州子会社に多額の資本が必要となり、国境を超えた合併は合理的ではないと指摘している。

総裁は、国際的な銀行グループが国ごとに切り離される事態を回避することが重要だと指摘。グループ全体で流動性や資本の管理ができなくなり、危機が発生した際に危険だと述べた。

総裁は「欧州子会社の資本要件を引き下げることが有効かもしれない。ただし、国境を超えた信頼の置ける保証を通じて、各行の金融ポジションを保護できることが条件だ」と述べた。

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