June 21, 2018 / 8:31 AM / 5 months ago

ECB、物価が正しい方向に向かっていると確信=仏中銀総裁

 6月21日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁(写真)は、保護主義などのリスクが景気の不透明感を高める要因になっているが、ECBは物価が正しい方向に向かっていると確信していると述べた。ベルリンで2016年9月撮影(2018年 ロイター/Axel Schmidt)

[パリ 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は21日、保護主義や英国の欧州連合(EU)離脱などのリスクが景気の不透明感を高める要因になっているが、ECBは物価が正しい方向に向かっていると確信していると述べた。

総裁は、仏中銀の会合で「(米中の報復関税発表を受け)世界的な貿易戦争がエスカレートするリスクは、もはや考えられないことではない」と発言。「景気循環のどこにいるか、正確な位置は少し分かりづらくなっているかもしれないが、物価については、正しい方向に向かっていると相対的に確信を持てる」と述べた。

総裁は、国際通貨基金(IMF)の分析も含め、大半の古典的な経済分析では、関税引き上げの影響が「大幅に過小評価」されていると指摘。貿易保護主義は、金融市場のリスク回避、信用収縮、企業マインドの悪化、投資縮小につながるとの認識を示した。

また、保護主義のリスクがあるだけで、投資家の間に不安心理が広がり、たとえ貿易制限が実行に移されなくても、悪影響が出るとの見方を示した。

総裁は「われわれは最善を尽くして将来の金融政策を巡る不透明感を減らすため、資産買い入れと金利について、少なくとも賢明な範囲内で、明確なガイダンスを数カ月前に改めて示した」と述べた。

ECBは先週の理事会で、量的緩和を年内に終了する方針を決定。少なくとも2019年夏まで政策金利を据え置く方針を示した。

*内容を追加しました。

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