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ECB、前週の理事会で刺激水準を「維持」 政策は転換せず=プラート専務理事

[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は12日、ECBの前週の政策決定について、金融刺激の水準を「維持」する取り組みに過ぎないとし、政策転換ではないとの考えを示した。

ECBは7日の理事会で、政策金利に関するフォワードガイダンスを修正し年内利上げを断念したほか、期間2年の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の第3弾(TLTROーIII)を9月から実施することを決定した。

プラート専務理事は、こうした動きは政策転換に該当するかとの質問に対し、「経済見通しの下方修正への対応だった」とし、「理事会での決定事項の目的は、ECBが掲げる目標の達成に必要な緩和的な政策スタンスを維持することだった」とツイッターに投稿した。

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