July 4, 2013 / 12:47 PM / 5 years ago

UPDATE 1-ECB理事会後のドラギ総裁の発言要旨

(内容を追加しました)

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は4日、主要政策金利であるリファイナンス金利を0.5%に据え置いた。

下限金利の中銀預金金利も0.0%に、上限金利の限界貸出金利も1.0%にそれぞれ据え置いた。

理事会後に開かれた記者会見でのドラギECB総裁の発言要旨は以下の通り。

<現時点で低金利に伴うリスクみられず>

低水準の金利が金融安定への深刻なリスクをはらんでいるとの見解で理事会は一致しているが、現時点でこういったリスクはみられず、フォワードガイダンスを示すことを正当化するすべての要因を確認している。

<緩和的政策からの出口>

前回われわれが発言したこと、さらにはいくつかの公の場での発言を確認することになるが、概して言えばわれわれの出口は非常に遠い。

<マイナス預金金利について>

われわれは依然予断を持たないし、技術的に用意ができている。これは将来についてのわれわれの選択肢に基本的に含まれている。

<ポルトガルでの緊縮は行き過ぎか>

ポルトガルは厳しい道のりの中、非常に大きな成果を上げてきた。新財務相を信頼している。この点においてポルトガルについて安心と感じている。

<コミュニケーションとフォワードガイダンス>

ECB理事会はフォワードガイダンスに関し、極めて大きなステップを踏み出した。コミュニケーションが今後どのような動きになるか憶測することは時期尚早と言える。

<フォワードガイダンスの根拠>

ECBは、金利へのバイアスが下向きとするフォワードガイダンスを示した。この新たな意思伝達手段は、中期インフレ見通しによって正当化されることになる。

<新たなギリシャ債務再編の可能性に関する質問に対し>

ギリシャについては現在調査が進められており、ギリシャは経済(調整)プログラムを継続していくことになる。ギリシャは著しい進展を遂げてきており、これを評価する必要がある。

<利下げについて議論>

利下げの可能性をめぐり、広範な議論を行った。

<下方バイアス>

ECB理事会はきょう、予見可能な将来における金利に下方バイアスをかけた。

<フォワードガイダンス>

ECB理事会はフォードガイダンスに関し、複数の形式をめぐり議論した。(フォワードガイダンス)については全会一致だった。6カ月でもなく、12カ月でもない。長期的ということだ。

<OMT>

ECBの国債買い入れプログラム(OMT)発動の用意は整っている。OMTは効果的な安全網だ。

<経済見通し>

ユーロ圏経済見通しへのリスクは引き続き下向きとなっている。

<金融市場の改善>

最近の動きはあるが、昨夏以降の金融市場全般の改善は、財政再建の進展同様、実体経済に波及していく。

<金利見通し>

ECB理事会は、主要なECBの金利が長期間にわたり、現行水準もしくはそれを下回る水準になると予想する。

<物価圧力>

中期的な基調物価圧力は引き続き抑制されることが見込まれる。

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