October 31, 2018 / 3:42 PM / 20 days ago

ECB理事会メンバー3人、刺激策縮小方針確認 成長率軟調でも

[ヘルシンキ/タリン/ウィーン 31日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー3人が31日、ユーロ圏経済が予想を超えて減速するなかでもECBが金融刺激策を縮小していく方針であることを改めて確認した。

こうした見解を示したのはノボトニー・オーストリア中銀総裁、ハンソン・エストニア中銀総裁、レーン・フィンランド中銀総裁の3人。

欧州連合(EU)統計局が前日に発表した第3・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は、前期比0.2%増と4年超ぶりの小幅な伸びだった。前年比は1.7%増。いずれも第2・四半期から伸びが鈍化した。ただユーロ圏のインフレ率は10月は2.2%と、食品・エネルギー価格の上昇でECBの目標を5カ月連続で上回った。

こうしたなか3総裁ともに、インフレはなお上向いていることから今回のGDP統計の結果でECBの金融引き締めが軌道から外れることはないとの見方を表明。

ハンソン総裁はタリンで行った記者会見で「政策の見通しを根本的に変えるには見通しが非常に大きく変化する必要がある」とし、「差異がわずかで、おおむね軌道に乗っている場合、どちらの方向にも調整は必要ないと考えている」と述べた。

ハンソン氏と同様にタカ派的と見なされているノボトニー総裁は、景気減速の一部は特に独自動車業界に影響を及ぼすような一時要因によるものだったため、政策の路線を変更する必要はないとの立場を示した。

レーン銀総裁はヘルシンキで行った記者会見で「例外的な措置が約10年にわたり実施されてきたが、より通常の金利環境、およびより正常なユーロシステムのバランスシートに回帰する見通しは緩やかながらも強まっている」と指摘。ただコアインフレは1%を若干上回る水準にとどまっており、物価圧力がなお弱いことが示されているとの見方も示した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below