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ECBの最終長期オペ、供給額上振れ 緩和解除にらみ流動性確保
2017年3月23日 / 12:13 / 8ヶ月後

ECBの最終長期オペ、供給額上振れ 緩和解除にらみ流動性確保

[フランクフルト 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は23日、期間4年の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)で474行に対し、2335億ユーロを供給した。

供給額はロイターがまとめた市場予想の1250億ユーロの約2倍に達し、過去3回の供給額も大幅に上回った。ユーロ圏景気の回復を背景に、ECBが金融緩和の解除に向かうとの思惑から、銀行が流動性の確保に動いたと見られている。

イタリア銀インテサ・サンパオロ(ISP.MI)、ウニクレディト(CRDI.MI)はそれぞれ120億ユーロ、240億ユーロを借り入れたことを明らかにした。現時点で借り入れ額を公表しているのはこの2行のみ。

1年前に発表されたTLTRO第2弾は、当初の金利をゼロに設定、融資目標を達成すれば、銀行に金利が支払われる仕組みとなっている。

発表当時の融資の伸びはゼロに近い水準で推移していたが、ECBは先月、企業向け融資の伸びが2009年以来の高水準となり、経済も比較的堅調なことを踏まえ、TLTROを延長しないことを決定。TLTROは今回実施分が最後となった。

またECBは4月から、現在実施している資産買い入れ規模を月額800億ユーロから600億ユーロに縮小する。

これに加え、今年はフランスやドイツで選挙を控えていることから、一部の銀行は突然の流動性ひっ迫の事態に備え、オペ資金の確保を急いだもようだ。

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