February 15, 2019 / 5:23 PM / 3 months ago

ECB、新たな長期資金供給オペ可能 現在討議中=クーレ専務理事

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は15日、ECBが新たな貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の実施について討議していることを明らかにした。

ECBが実施した最後のTLTROが2020年に順次償還を迎えることから、特にイタリアなどの南欧諸国は資金調達を巡る問題に直面する可能性がある。

クーレ専務理事は訪問先のニューヨークで、TLTROは可能とし、こうしたオペは「目的にかなう」必要があるとしながらも、実施の余地がある可能性を指摘。「(TLTROは)可能で、われわれはこれについて討議している」と述べた。

クーレ専務理事は、単なる銀行支援ではなく、ECBのインフレ目標達成の一助になることが「目的にかなう」ことになると示唆していると見られる。

ECBのドラギ総裁は1月24日の理事会後の記者会見で、TLTROに関しては議題に取り上げられたことを明らかにしたのみで、明確な見解は示さなかった。TLTROに関するECB当局者のこれまでの発言の中では、この日のクーレ専務理事のものが最も明確なものとなる。

クーレ専務理事はこのほか、ユーロ圏のこのところの景気減速はこれまでの予想よりも強く、幅広いものとなっているとの認識を示し、これによりインフレの道筋は浅いものになることが示唆されていると述べた。

ECBは3月7日の次回理事会の際に発表するスタッフ予想で、ユーロ圏の成長率とインフレ率見通しを下方修正すると見られている。

クーレ専務理事の発言を受け、ユーロは下げ幅を拡大し、一時3カ月ぶり安値を付けた。

同専務理事は10月31日に任期が終了するドラギ総裁の後任候補の1人として名前が挙がっている。

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