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ECB、インフレ目標が視界に入るまで緩和政策必要=仏中銀総裁

6月28日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁(写真)は、インフレ目標が明確に視界に入るまで緩和的な金融政策を継続する必要があると述べた。仏シャンティイーで2019年7月撮影(2020年 ロイター/Pascal Rossignol)

[パリ 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は28日、インフレ目標が明確に視界に入るまで緩和的な金融政策を継続する必要があると述べた。

ドイツの経済専門紙ハンデルスブラットとのインタビューで語った。

ユーロ圏の5月のインフレ率は0.1%と、4年ぶりの低水準。2020年の平均インフレ率予想は0.3%で、ECBが目標とする「2%に近いが2%を下回る水準」を大幅に下回っている。

総裁は「目標がはっきり視界に入るまで、非常に緩和的な金融政策が必要だ」と発言。新型コロナウイルス危機でユーロ圏のデフレリスクが増しているとの認識も示した。需要の回復ペースが供給の回復ペースを下回っていることが主因という。

総裁は「財政の支配に屈し」、公的債務の負担を軽減するために金融政策をゆがませることなど問題外だとも述べた。

ただ、総裁はECBの戦略見直しの期間中にインフレ目標を明確化し、上下で対称的なものにする可能性もあるとも発言。戦略見直しで、目標の信頼性が増すだろうとの認識を示した。

ドイツの憲法裁判所がECBの量的緩和政策について、政策の必要性を証明しなければ、ドイツ連邦銀行(中央銀行)が3カ月以内に国債買い入れを停止する必要があると判断したことについては、近く解決策が見つかるとの楽観的な見方を示した。

債券買い入れの一環で、ジャンク債を買い入れるべきかとの質問には「危機前にジャンク級だった債券を買い入れることはない」と述べた。

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