October 31, 2019 / 5:30 PM / 20 days ago

ECB、拡張的な政策維持 各国の財政政策も一助=イタリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は31日、ECBは必要な限り明らかに拡張的な金融政策を維持すると表明した。フランクフルトのECB本部で昨年4月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ローマ 31日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は31日、ECBは必要な限り明らかに拡張的な金融政策を維持すると表明すると同時に、ユーロ圏各国政府が景気支援的な財政政策を導入すれば物価安定の回復が加速化するとの考えを示した。

ビスコ総裁は「ユーロ圏のインフレ率は過度に低い水準にある」とし、中長期インフレ期待が目標から遠ざかる(デアンカリング)のリスクも台頭し始めていると述べた。

その上で、インフレ率の一段の低下とデフレリスクを回避するために、低インフレと景気減速に断固として対応する必要があると指摘。現況下ではECBの資産買い入れが最も効果的な措置であることがECBによる分析で示されていると述べた。

また、利下げには大幅な拡張的な効果があったとしながらも、マイナス金利政策が長期化すれば意図せぬ副作用のリスクが増大するとの考えも示した。

欧州連合(EU)統計局が発表した10月のユーロ圏消費者物価指数速報値は前年比0.7%上昇。9月(0.8%上昇)から減速した。

ECBは9月の理事会でマイナス金利の深掘りや資産買い入れの再開などを含む包括的な緩和策を決定している。

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