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ECBが6月に行動するかは依然不透明=独連銀総裁
May 21, 2014 / 7:18 PM / 4 years ago

ECBが6月に行動するかは依然不透明=独連銀総裁

[フランクフルト 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁は、ECBが6月の理事会で新たな政策措置を講じるかどうかはいまだ明らかでないとの見解を示した。

 5月21日、ECB理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁は、ECBが6月の理事会で新たな政策措置を講じるかどうかはいまだ明らかでないとの見解を示した。写真は3月13日、フランクフルトで会議に出席する同総裁(2014年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

バイトマン総裁は22日付の南ドイツ新聞に掲載されるインタビューで、ECBの緩和的な金融政策スタンスは景気支援に適切としつつも、リスクや副次的な影響を伴うことにも留意する必要があると語った。

「金利はECBの中核的な金融政策手段であり、行動が必要となれば、まずこの手段を検討する」と言明。同時に「現時点で行動する必要があるかどうかは明確ではない」と強調した。

ドラギECB総裁は今月8日の理事会後の記者会見で、6月初旬に公表されるスタッフ予想の内容を見極めたいとしながらも「理事会は次回行動することに違和感はない」と述べ、インフレ見通しに基づき妥当と判断されれば、ECBは6月5日の理事会で行動する用意があることを示している。

バイトマン総裁は、新たな政策行動は、現時点でのインフレ率ではなく、物価が中期的にどのように推移するかに左右されると指摘。ただ、ユーロ圏がデフレスパイラルに陥っていることを示す兆候は出ていないとし、ECBの政策について「現時点では何も決定されていない」と述べた。

南ドイツ新聞はECB関係者の話として、ECBは下限金利である中銀預金金利を現在のゼロ%からマイナス0.1%に引き下げることを検討していると報じている。

バイトマン総裁は、現時点での討議は主要政策金利であるリファイナンス金利よりむしろ中銀預金金利に主眼が置かれていると述べた。

また、ユーロ高がユーロ圏の低インフレ状況に影響を及ぼすとの懸念が出ていることについては、緩和的な金融政策の副作用は当然出るとし、「ユーロ相場を低下させることを目的とした為替目標設定は支持しない」と述べた。

ECBによる国債買い入れについては、ユーロ圏の中央銀行は政府に対するファイナンシングを禁じられているとし、これまでの見解を変えていないと強調。一部ユーロ圏周辺国の国債利回りが過去最低水準をつけるなか、ECBが市場に介入して一段と利回りを引き下げる必要性はないとの見方を示した。

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