July 20, 2018 / 12:34 AM / a month ago

ワイトマン独連銀総裁、ECB次期総裁に適さず=伊与党幹部

[ローマ 19日 ロイター] - イタリアの与党「同盟」幹部のクラウディオ・ボルギ氏は19日、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁が欧州中央銀行(ECB)の次期総裁となることに反対する考えを示し、ワイトマン氏のECB総裁就任は欧州の分裂につながりかねないと警告した。

 7月19日、イタリアの与党「同盟」幹部のクラウディオ・ボルギ氏は、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁が欧州中央銀行(ECB)の次期総裁となることに反対する考えを示し、ワイトマン氏のECB総裁就任は欧州の分裂につながりかねないと警告した。写真は経済会議で発言する同総裁。5日にリンツで撮影(2018年 ロイター/Lisi Niesner)

イタリア出身のドラギ現ECB総裁は2019年10月に8年の任期を終えて退任する。

ドイツはECB創設から20年で初となるドイツ出身のECB総裁を誕生させるべく、意欲を燃やしているとされる。ワイトマン氏はECB総裁候補に正式に名前が挙がっているわけではないが、最有力との見方が多い。

ボルギ氏はロイターの電話取材に対し、ECB次期総裁について「ワイトマン氏はイタリアにとって良い選択ではない」と指摘。「ワイトマン氏のタカ派的な見解は抑制的な金融・財政政策を意味し、欧州の分裂につながりかねない。対照的に、ドラギ現総裁の下でのEU国債買い入れ(量的緩和策)はユーロ圏を結束させた」と述べた。

ワイトマン氏はECBの超緩和的金融政策に否定的な見解を示しているほか、債務削減が進まないイタリアを批判することもあった。

ECB総裁決定にあたり、イタリアは拒否権を持たないが、ECB総裁は伝統的に欧州主要国が賛成した候補が就任してきたため、イタリアの反対は大きな障害となる。

イタリアはドラギ総裁の退任後もECBにおける影響力を保持するため、他のECB高官ポストへのイタリア出身者の就任を模索している。

ボルギ氏はこれについて「具体的な名前は挙げない。イタリア政府は自国の利益を重視する有能な人物がECB高官ポストに推挙されるよう努める」と語った。

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