[東京 18日 ロイター] 財務省と内閣府が18日発表した1―3月期法人企業景気予測調査によると、企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は、大企業全産業でマイナス2.4となり、前四半期(10─12月期)と比べて景況感が悪化した。2期連続の悪化となった。製造業はプラス4.3と改善傾向を維持したが、非製造業はマイナス6.3と10期連続で悪化した。先行き4─6月は大企業全産業でマイナス1.6、7─9月はプラス6.8となった。全産業ベースの2010年度の設備投資計画は前年比5.5%減となり、09年度の実績見込みの同25.3%減に続き減少傾向となる見通し。
法人企業景気予測調査の景況判断BSIは前期に比べて景況感が「上昇」との回答構成比から「下降」との回答構成比を引き算したもの。日銀短観のDIが「良い」「悪い」といった水準を聞いているのに対し、この調査は景況感の変化の方向を聞いたもの。調査対象は資本金1000万円以上の法人企業。今回の回答数は1万1408社。調査時点は2月25日。
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