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5月の倒産件数は前年比‐15%で10カ月連続減少、負債総額は‐38%=商工リサーチ

 [東京 8日 ロイター] 東京商工リサーチが8日発表した5月の全国企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月比15%減の1021件、負債総額は同38%減の3312億7500万円だった。

 倒産件数は10カ月連続で減少し、単月としては2005年9月の987件以来の低水準だった。「景気対応緊急保証制度」や「中小企業金融円滑化法」といった金融支援の効果が倒産抑制に働いた。産業別倒産件数は、10産業中8産業で前年同月を下回った。こうしたなか、小売業は2カ月連続で前年同月を上回っている。

 負債総額も4カ月連続で前年を下回った。負債総額10億円以上の大型倒産は同30%減の44件にとどまり、負債1億円未満の小規模企業倒産が66.5%を占めた。

 上場企業の倒産は、ジャスダック上場のプロパスト、コマーシャル・アールイー、東証マザーズ上場のエフオーアイの3件だった。上場企業の倒産が月間3件発生したのは、2009年3月以来1年2カ月ぶりのこと。

 今後について、商工リサーチでは「徐々に政策効果の息切れも懸念される時期を迎えるだけに、夏場以降に企業倒産が反転する可能性は高まっている」とコメントしている。

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