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米景気刺激策こうみる:明確さ欠け市場は失望、FOMC前にドル105円割れへ=Mスタンレー 小川氏

 <モルガン・スタンレー証券 為替本部ヴァイスプレジデント 小川統也氏>

 米景気刺激策に市場は失望した。事前には期待感を手がかりとする買い戻しの動きもあっただけに、明確でないうえ、予想よりインパクトの薄い内容を受けて米国株は下落し、外為市場では円買いが進んだ。あらためてここから円が大きく買われるという材料にもならないが、30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみながらドルに下押し圧力がかかる状況が続く。

 現在の為替相場をリードしているのはクロス円で、円キャリー解消による円買いが続くだろう。豪ドル/円やNZドル/円など、これまでキャリートレードをリードしてきたクロス円の値動きには要注意だ。ドル/円にもクロス円での円買い圧力が波及する。ドル/円は参加者がすでに売りポジションを構築しているため急落は見込みにくいが、クロス円での円買いがボディブローのように効いてくる。FOMC前にドルが105円を割り込む可能性もあり得るとみている。

 (東京 21日 ロイター)

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