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米景気刺激策こうみる:一時的減税に米景気の浮揚効果なし、市場に不透明感=みずほコーポ銀 福井氏

 <みずほコーポレート銀行 国際為替部シニアマーケットエコノミスト 福井真樹氏>

 米景気刺激策は規模も内容も、事前報道の域を出るものではなかった。実際に戻し減税が実施されれば、消費への跳ね返り効果は早く出るだろうが、一時的な減税はその場限りの効果しかもたらさず、景気の山と谷を作って終わるだけだ。詳細を見極めたいところだが、持続的な景気浮揚効果をもたらすものではない可能性がある。

 市場の事前期待をなぞった程度の景気刺激策の発表を経ても、市場に漂う不透明感は払拭されなかった。レームダック化したブッシュ政権はインパクトの大きな対策を取れる状況でもなく、市場の期待値も高くない。基本的に円が買われやすい状況は続くだろう。米国の追加利下げ幅などによって小康を得ることもあるだろうが、3月までにドルが一時100円を割れる可能性があるとの見方は変わらない。米連邦公開市場委員会(FOMC)後は2月の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に焦点が移る。3月末を控えたファンドの解約状況なども要注目だ。

 (東京 21日 ロイター)

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