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CSPIこうみる:展望リポート想定通りの動きだが、早期利上げのシグナルは無い=三井住友AM 宅森氏

 <三井住友アセットマネジメント・チーフエコノミスト 宅森昭吉氏>

 4月企業向けサービス価格指数(CSPI)の前年比1.1%の上昇は、消費税上げによる物価上昇がみられた98年3月のプラス1.2%以来の高い伸び。運輸と諸サービスの上昇が影響した。運輸は昨年下げた反動もあり、前年比プラス4.2%と大きく上昇した。

 景気改善もあり緩やかな上昇を示したが、上昇が加速する気配は無く、引き続き上昇テンポは緩やかにとどまりそうだ。諸サービスの中の労働者派遣サービスも前年比ではプラス0.4%と、前月のプラス0.7%から鈍化した。

 新年度に入っての価格改定の影響も、不動産関連など一部にとどまった。タクシー料金見直しなど、価格改定の象徴的な項目は先送りされており、サービス料金引き上げのブレーキ役となっている。

 日銀展望リポートの想定通りの動きであり、追加利上げを狙う日銀にとってはフォロー材料。ただ早期利上げのシグナルは無く、引き続き追加利上げの時期としては9月を予想する。

 (東京 28日 ロイター)

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