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UPDATE1: 6月独景気期待指数は予想外の低下、成長に陰りとの見方も

 [マンハイム(ドイツ) 19日 ロイター] ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した6月の独景気期待指数はプラス20.3となり、前月のプラス24.0から低下した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値(プラス29.0)を下回る予想外の低下だった。

 これを受けユーロが下落。欧州株は軟化し、債券利回りは低下した。

 ベアー・スターンズ・インターナショナルのデビッド・ブラウン氏は「ドイツ経済の回復に一部、陰りが出てきたようだ」と述べた。同氏は「欧州中央銀行(ECB)が政策金利について強い姿勢を示していることが、信頼感に影響し始めているのかもしれない」との認識を示した。

 ECBは今月、政策金利をほぼ6年ぶり水準の4.0%に引き上げ、インフレに対処するため追加利上げの用意がある、との姿勢を示した。

 一方、6月のドイツ現況指数はプラス88.7で、前月のプラス88.0から上昇した。市場の予想コンセンサスはプラス87.5だった。

 ZEWのウォルフガング・フランツ所長は「現況の評価は依然として良好だが、ドイツの景気の勢いがこれ以上増すことはない」と述べた。

 ドイツ経済は、付加価値税の税率引き上げにもかかわらず、今年第1・四半期に0.5%成長した。エコノミストは、通年の成長率について、6年ぶりの高水準だった昨年の2.8%に近い水準になると見ている。

 ただ、4月の鉱工業生産がほぼ7年ぶりの大幅な減少となるなど、ドイツの経済成長が限界に近づいていることを示唆する兆候も見られる。

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