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ガス田問題の早期決着に向けた決意を共有、台湾独立は支持しない=日中首脳会談で福田首相

 [北京 28日 ロイター] 福田康夫首相は28日、温家宝・中国首相との日中首脳会談後の共同記者会見で、首脳会談において東シナ海のガス田開発問題の早期決着に向けた「断固たる決意」を共有したことを明らかにした。また、共同会見では、胡錦濤・中国国家主席の来春の訪日が発表され、台湾問題について福田首相からあらためて台湾独立は支持しないとの方針が表明された。

 福田首相は、首脳会談における東シナ海のガス田開発問題に関する議論について「具体的解決策について進展が得られたことを確認した。問題を早期に決着させる断固たる決意を温首相と共有した。今後も協議を継続し、一刻も早い解決をめざしたい」と早期解決に意欲を示した。

 これに対して温首相も、1)日中双方とも共同開発を実現する意欲がある、2)協議は進展し、これまでの合意の上で一歩前進した、3)早期に成果をあげるため、福田首相と共に努力する決心を共有した──点をあげ、「最終的に両国の利益に合致し、両国民が受け入れられる案をめざして努力することで(福田首相と)一致した」と語った。

 会見では、台湾問題についても言及があり、福田首相は「台湾問題を従来から重く受けとめている。日本の台湾に関する立場は日中共同声明にある通りであり、何ら変更はしていない」と発言。その上で「2つの中国、1つの中国・1つの台湾という立場はとっていない。台湾の独立も支持していない。心から平和的な解決を望んでいる」とし、台湾の陳水扁総統が進める国連加盟の是非を問う住民投票についても「緊張が高まることは望んでいない。一方的な現状変更につながっていくのならば支持できない」との方針を表明。温首相は、こうした日本の姿勢を「評価したい」と語った。

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