February 8, 2018 / 5:24 AM / 8 months ago

街角景気DIは50割れ、厳冬で消費閑散 人手不足と燃料高も

[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日発表した1月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIが49.9で前月比4.0ポイント低下し、2カ月連続の低下となった。横ばいを示す50の水準は6カ月ぶりに割り込み、14年4月以来の大幅低下となった。家計動向関連、雇用関連、企業動向関連がいずれも低下した。

 2月8日、内閣府が発表した1月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIが49.9で前月比4.0ポイント低下し、2カ月連続の低下となった。横ばいを示す50の水準は6カ月ぶりに割り込み、14年4月以来の大幅低下となった。写真は東京・銀座の交差点。2016年3月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

家計関連では、厳しい寒さと降雪の影響が出ている。中には「暖房器具がよく売れている」(東海・家電量販店)などプラス効果も散見される。しかし目立つのは「初売り以降は悪天候の影響で売り上げが減少し、結果的に月全体の売り上げも前年を下回った」(北海道・商店街)、「大雪の影響によって来客数が例年の90%と過去36カ月間で最も苦戦している。県外からの予約はキャンセルが殺到、隣県からのマイカーによる来店が途絶えたことが大きく影響した」(北陸・高級レストラン)などとマイナスの影響を挙げる声だ。

企業関連では、受注動向は上向き・下向きまちまちながら、今月はコストへの言及が目立つ。「原油価格上昇に伴う原材料の値上げ、人手不足による人件費および輸送コストの高騰が懸念され、マインド的に警戒感の方が強くなってしまう」(四国・木材木製品製造業)といった状況もあるもよう。企業も寒波の影響を受けており、「積雪・寒波の影響で予定していた作業が延期、未定になったものもあり、売り上げが減少している」(北関東・不動産業)といった例が見られる。

雇用面では求人倍率の高止まりが続いているが、「同じ(職種の)派遣需要が続いているが、登録希望者は少なく、マッチングができずに対応に困っている」(北陸・人材派遣会社)、「求職者確保の競争はますます激化しており、十分な母集団の確保に至っていない」(中国・人材派遣会社)などの声が寄せられており、人手不足で需要が満たせずDIが悪化している。

2─3カ月先を見る先行き判断DIは52.4で、前月比0.3ポイント低下。3カ月連続の低下となった。

「ガソリン価格上昇が新車販売にどのように影響するか、今後の動向が気がかり」(四国・乗用車販売店)といった声や、「原材料価格の値上狩り分を製品価格に転嫁できるかが今後の課題」(近畿・化学工業)などの懸念が浮上している。

内閣府は、景気ウオッチャー調査の判断の表現を「天候要因などにより一服感がみられるものの、緩やかな回復基調が続いている」に修正した。 

*内容を追加しました

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