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ウィキリークス、複数の政府や米大統領選関連文書を年内公開へ

 10月4日、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏(写真)は、年内に3カ国の政府と米大統領選に関する文書100万件程度を公開すると述べた。ベルリンで4日撮影(2016年 ロイター/Axel Schmidt)

[ベルリン 4日 ロイター] - 内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏は4日、年内に3カ国の政府と米大統領選に関する文書100万件程度を公開すると述べた。ベルリンでの記者会見で話したもので、数週間以内に一部の公開を始めるという。

ウィキリークスは今年7月にも、米民主党全国委員会(DNC)のサーバーをハッキングして入手した電子メールの音声データなどを公開。同党のヒラリー・クリントン候補から批判された経緯がある。

これに関してアサンジ氏は、クリントン候補が「ウィキリークスのデータを閲覧するとコンピューターウイルスに感染しやすくなる」といった虚偽の情報を広めたと非難した。ただ、米大統領選に関する文書の公開は、クリントン候補をおとしめることが目的ではないと述べた。

アサンジ氏は、自分が将来的に退かなくてはならなくなってもウィキリークスの活動は継続すると述べ、協力者に対し活動への資金援助を求めた。

*内容を追加します。

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