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エド・シーラン、著作権侵害で提訴される ヒット曲めぐり

 8月9日、「レッツ・ゲット・イット・オン」の作曲家の遺族が、英ミュージシャン、エド・シーランさん(写真)を提訴したことが分かった。写真は2月、ロサンゼルスで開催された米グラミー賞授賞式で撮影(2016年 ロイター/Mario Anzuoni)

[9日 ロイター] - 米ソウルシンガー、故マービン・ゲイさんの1973年のトラック「レッツ・ゲット・イット・オン」の作曲家の遺族が9日、英ミュージシャン、エド・シーランさんを提訴したことが分かった。遺族側は、シーランさんのヒット曲「シンキング・アウト・ラウド」が「レッツ・ゲット・イット・オン」の中核的な要素をコピーしたと主張している。

シーランさんを提訴したのは、1973年に「レッツ・ゲット・イット・オン」の歌詞を共同で執筆するなどしたエド・タウンセンドさんの遺族ら。米ニューヨーク州南部連邦地方裁判所に訴訟を提起した。

提訴されたのはシーランさんのほか、ソニー/ATVミュージック・パブリッシング、アトランティック・レコーズ。ロイターは被告側に対してコメントを求めているが、今のところ回答は得られていない。

遺族らは、「レッツ・ゲット・イット・オン」の中核を成しているコード進行や、メロディー、リズム面の要素が、シーランさんの「シンキング・アウト・ラウド」の構造を形成している、などと訴えている。

シーランさんは2カ月前にも、ヒット曲「フォトグラフ」をめぐって、米カリフォルニア州のミュージシャンらに訴訟を起こされている。

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