[カイロ 9日 ロイター] - エジプト中央動員統計局(CAPMAS)が9日発表した1月の都市部の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は25.8%で、2017年12月以来、約5年ぶりの最高水準となった。
伸びは昨年12月の21.3%から加速、予想中央値の23.75%を上回った。特に食品とノンアルコール飲料の価格が大きく上昇した。
食品など変動の大きい項目を除くコア指数の前年比上昇率は31.2%で、やはり昨年12月の24.4%を上回った。
エジプトは昨年3月以降、通貨切り下げを繰り返し、外貨や輸入品の不足が続いている。エジプトポンドは昨年3月以降、対ドルで50%近く下落している。
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