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スエズ運河事故で北極海航路に価値=ロシア・エネルギー省

 3月29日 ロシアのエネルギー省はスエズ運河で大型船が座礁した事故を受け、ロシアの北極海航路(NSR)とエネルギー・パイプラインの安全・安定性が強調されたと述べた。写真は離礁に向けて船体を浮上させたエバー・ギブン号。3月29日、エジプトのスエズ運河で撮影(2021年 スエズ運河庁提供)

[モスクワ 29日 ロイター] - ロシアのエネルギー省は29日、スエズ運河で大型船が座礁した事故を受け、ロシアの北極海航路(NSR)とエネルギー・パイプラインの安全・安定性が強調されたと述べた。

同省は「これらは非常に安全で、運輸コストの点で競争力がある上、他の代替ルートと比べて信頼できる」とした。

ロシアはスエズ運河の代替ルートとしてNSRの利用増加を見込んでいる。NSRは北極海を通るアジアへの航路で、スエズ運河を通る南のルートよりも4000カイリ短縮される。

貨物量は昨年およそ3300万トンとなり、エネルギー省は2024年までに年間8000万トンに拡大するとみている。

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