August 10, 2018 / 2:21 AM / 2 months ago

アングル:新興国が金融引き締め、3カ月連続で利上げが多数派

[ロンドン 8日 ロイター] - 新興国がインフレ圧力や通貨安に対応し、金融引き締めを進めている。ロイターの算出によると、主要新興国中央銀行の中で、7月は利上げを実施した行数が利下げ行数を3カ月連続で上回った。これは2010年以来で最長期間だ。

 8月8日、新興国がインフレ圧力や通貨安に対応し、金融引き締めを進めている。写真は各国通貨。加トロントで6月撮影(2018年 ロイター/Chris Helgren)

また6月はトルコ、メキシコ、インド、インドネシア、フィリピンなどの中銀が金融引き締めを行い、利下げ行数に対する利上げ行数の差が過去7年で最大となった。

このグラフは38の新興国市場中銀を対象に、利上げ行数と利下げ行数の差を示したもの。プラスの数値は利上げ行の方が多かったことを示している。

トルコとアルゼンチンは、通貨安を食い止めるために緊急利上げを行ったため、最も目立つ事例だ。しかしキャピタル・エコノミクスは、全体的にはインフレ圧力の高まりを背景に、大半の新興国市場が金融引き締めに動くと予想している。

シティの新興国市場インフレ・サプライズ指数.CSIIEMは7月に2.7と、1年ぶりの高水準をつけた。プラスの数値は、実際のインフレ率が平均的に予想を上回ったことを示す。

新興国通貨は年初来、ドル.DXYの大幅上昇によって売り圧力にさらされてきた。先進国の通貨バスケットに対するドルの上昇率は年初来1.4%だが、19の新興国市場の通貨バスケットに対しては5.2%も上昇している。

(Ritvik Carvalho記者 Karin Strohecker記者)

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