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アブダビ国営石油、米アポロ連合と55億ドルの不動産投資契約

 9月2日 アブダビ国営石油会社(ADNOC)は、米プライベートエクイティ(PE)大手アポロ・グローバル・マネジメントを中心とする企業連合と、55億ドル規模の不動産投資契約を締結したことを明らかにした。写真はエネルギー産業の展示会で撮影。2017年4月、千葉県で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[ドバイ 2日 ロイター] - アブダビ国営石油会社(ADNOC)は2日、米プライベートエクイティ(PE)大手アポロ・グローバル・マネジメントAPO.Nを中心とする企業連合と、55億ドル規模の不動産投資契約を締結したことを明らかにした。

ADNOCは今回の契約により27億ドルを前払いで受け取る。契約の締結は年内に完了する予定。

同社は「今回の戦略的投資は、24年間のマスターリース契約の下でADNOCの優良不動産資産から生じる賃貸収入を活用するものだ」と表明した。

アポロが主導する機関投資家の連合は、ADNOCの全額出資子会社アブダビ・プロパティー・リーシング・ホールディング・カンパニーの株式49%を取得する。

ADNOCは同株式の51%を継続保有し、今回の対象の契約となる優良不動産資産、社会インフラ資産に対する所有権・運営権を完全に維持する。

ADNOCのスルタン・ジャベル最高経営責任者(CEO)は「今回の戦略的提携により、非石油・ガス戦略インフラ資産から多大な価値を現金化できる。この資金を主力事業に再投資し、さらなる成長とさらなるリターンを実現する」としている。

ADNOCなど、各国の石油・ガス会社は、新型コロナウイルスの流行に伴う原油需要の減少を受けて、コスト管理を強化している。

ADNOCは6月、天然ガスパイプライン資産を投資家連合にリースする100億ドル規模の契約に調印した。

ADNOCは4年前に市場の変化に迅速に対応する戦略的な取り組みを開始。今後も海外資本を誘致し、保有資産の価値を最大限高める意向を示している。

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