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「ベルリンの壁の射殺」がゲームに、遺族らが怒り

 [ベルリン 30日 ロイター] ドイツの学生が旧東西ドイツを分断したベルリンの壁をテーマにしたコンピューターゲームを制作し、被害者の遺族らが怒りの声を上げている。

 ゲームのタイトルは、ベルリンの壁の総延長が1378キロだったことを取って「1378」。逃亡者を多く射殺した監視員が勝つというルール。プレーヤーは壁を乗り越えようとする逃亡者役にもなれるが、仮に捕まると射殺または投獄される。

 大学の学位取得の一環として同ゲームを制作したJens Stoberさん(23)は「若い人々にドイツの現代史に興味を持ってもらうための斬新な方法だ」と話している。

 一方、被害者団体Association for Victims of Communist TyrannyのTheodor Mettrup氏はロイターに対し、「ベルリンの壁で起きた射殺事件はゲームではなく、被害者や家族の人生を崩壊させた。しかし、このゲームをする人々にはそんな感覚はわかないだろう」と怒りを表明した。

 同ゲームは、東西ドイツ統一20周年を迎える10月3日に公開される予定。

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