[ロサンゼルス 12日 ロイター] 有名人の同性愛などを暴露してきた芸能ブロガーのペレツ・ヒルトン氏が、弱い者いじめをやめると宣言し、若者の自殺や同性愛者差別に関する問題意識を高める活動を支援すると誓った。
自身も同性愛者であることを公言しているヒルトン氏は、13日に放送される米トーク番組「エレン・デジェネレス・ショー」で、弱い者いじめをしているともう思われたくないと述べ、「今後は問題を作る側ではなく、解決する側になりたい」と語った。
同氏がこのような考えを表明したきっかけとなったのは、19歳の男子大学生だったタイラー・クレメンティさんが自殺した事件。クレメンティさんは先月、同性愛者の男性と部屋にいるところをルームメートに盗撮されてインターネットで流された後、ジョージ・ワシントン橋から身を投げた。