[ロンドン 19日 ロイター] 長年にわたって第一線で活躍する英ベテラン歌手エルトン・ジョンが、いまどきのソングライターについて「本当にひどい」と切り捨てた。19日掲載のラジオ・タイムズ誌のインタビューで述べた。
63歳になったジョンは「いまどきのソングライターはかなりひどい。そのせいで、何を聞いても同じに聞こえる。現在のポップにはさほど感激しない」とコメント。また、レディー・ガガなどの女性ポップ歌手は好きだとした上で、「タレント発掘番組は好きじゃない。もし自分がそうした番組出身だったら長続きしなかっただろう」と述べ、一夜にして有名人を生み出す最近人気のオーディション番組については、本物のスターを作ることにはならないと否定的な見方を示した。
ジョンは今週、レオン・ラッセルとコラボレーションした新アルバム「ザ・ユニオン」(日本発売は11月)をリリースしている。