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ディズニー映画「ムーラン」ボイコットの声、新疆で一部撮影

[上海 9日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニーの新作実写映画「ムーラン」が、ソーシャルメディア(SNS)で批判されている。中国出身の主演女優が香港の反政府デモに対応する警察を支持したり、一部撮影が新疆ウイグル自治区で行われたことなどが反発を呼んでいる。

ツイッターには香港の民主化活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏や、台湾やタイのインターネットユーザーから「#BoycottMulan」、「#BanMulan」のハッシュタグ付きの投稿が相次いだ。

「ムーラン」は今月、ディズニーの映画配信サービスで配信が開始され、中国では11日から映画館で上映されることになっている。

「ムーラン」への批判が出始めたのは昨年。中国生まれの主演女優、リウ・イーフェイ(劉亦菲)さんがSNSで、香港で反政府デモが吹き荒れる中、香港警察への支持を表明したことに反発が広がった。

今週に入り、SNSでは、少数民族のウイグル族への弾圧が批判される新疆ウイグル自治区の複数の政府系団体が、「ムーラン」のクレジットに登場したと投稿され、ボイコットを呼び掛ける声が広がっている。

独ミュンヘンに本拠を置く亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」は7日、「新作ムーランで、ディズニーは東トルキスタンでの強制収容所に携わっているトルファンの公安の協力に感謝している」がとツイートした。

ハリウッド映画にとって中国は重要な稼ぎ場所となっている。ディズニーの2019年のメガヒット作品「アベンジャーズ/エンドゲーム」の興行収入の約23%を中国で占めた。

「ムーラン」が一部、新疆で撮影されたことに対する反応について、中国外務省の報道官は、強制収容所の存在を改めて否定、あるのは職業訓練施設や教育施設だと説明した。

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