[パリ 4日 ロイター] フランスの元女優で動物愛護活動家としても知られるブリジット・バルドーさんは4日、サーカスのゾウ2頭に殺処分命令が下されたことに抗議し、ロシア国籍取得を申請する可能性があると表明した。
南部リヨンの裁判所は同日、結核を患っているとされるゾウ2頭の殺処分を命令。バルドーさんは「もし当局がゾウを殺すなら、動物の墓場となったこの国を脱出し、ロシア国籍を申請すると決めた」との声明を発表した。
フランスでは3日、富裕層に対する増税に抗議し、同国を離れる意向を示していた俳優ジェラール・ドパルデューさんに対し、ロシアのプーチン大統領がロシアの市民権を付与する大統領令に署名したことが明らかとなったばかり。
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