[ベイルート 24日 ロイター] -米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが24日、訪問先のレバノン・ベイルートで会見を開き、国連安全保障理事会が採択した対シリア人道支援決議が効果的に履行されることを望むと語った。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めるジョリーさんは今回のレバノン訪問で、同国に逃れたシリア難民らと面会。
会見でジョリーさんは、「レバノンに避難した難民は世界で最も多くなっている。これはゆゆしき事態で、われわれは彼らの支援に全力を挙げるべきだ」と訴えた。
また、安保理の決議に関しては、「決議を歓迎するが、難民からは『履行されるまでは、ただの紙切れにすぎない』との声が聞かれる。決議によって事態が改善されることを望む」と話した。
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