[ストックホルム 24日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソンは24日、現在の中国通信インフラ市場でのシェアに比べて、高速通信規格「5G」市場では同社シェアが縮小する可能性があるとの見方を示した。
社債発行の目論見書で明らかにした。
スウェーデン当局が昨年10月、安全保障上の懸念から中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)製5G機器の使用を禁じたことが理由の一つという。
エリクソンは中国でさまざまな入札に招かれているが、最終結果はなお不確実と指摘し、これらの入札を受けて市場シェアが現在よりも著しく低下するリスクが高まっていると説明した。
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