[マドリード 18日 ロイター] - スペイン警察は18日、スマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が15日に公開されたのを受け、安全な利用のための指針を発表した。
このゲームは、プレーヤーが現実に移動しながら、スマホの画面上でポケモンのキャラクターを探す仕組み。
警察のアドバイスには、利用者が「現実世界」にいることをきちんと認識し、信号や車などの障害に注意する、などが含まれている。
指針は、バルセロナの高速道路トンネル内にポケモンのキャラクターを探すため入り込んだ日本人観光客2人が16日に保護されたことを受けた措置という。
さらに、ゲームは衛星利用測位システム(GPS)を利用するので、所在地が他人に分かると警告。自宅不在を知らせてしまう結果になるほか、強盗や盗難の標的になる可能性も考えられるとしている。
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