April 11, 2018 / 2:55 PM / 3 months ago

ECB、極めて段階的に政策正常化する必要=エストニア中銀総裁

[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのハンソン・エストニア中銀総裁は11日、ユーロ圏のインフレ率は経済成長とともに上向いていくとしながらも、ECBは刺激策の引き揚げは極めて段階的に行い、引き続き忍耐強くある必要があるとの考えを示した。

ハンソン総裁はフランクフルトで行った講演で、「慎重になり過ぎて誤るとの言い方がある。待って、さらに待ちたいと思う」と述べた。

その上で「あまりにも長く待ち過ぎた場合、追いつく必要に迫られるリスクがある」としながらも、「これらすべての変更は非常に段階的に実施される必要がある。ECBには段階的に、かつ予見可能な方法で物事を進めていく経験が蓄積されている」と述べた。

ユーロ圏のインフレ率はなおECBの目標を下回っているが、市場ではECBは年内に債券買い入れ策を終了させ、その後、来年第2・四半期に2011年以来初めての利上げに踏み切るとの見方が出ている。

ハンソン氏は「ユーロ圏のインフレがこのところ低調となっていることの背景には複数の要因がある」とする一方、「大部分が一時的なもので、その影響は次第に薄れていく」と指摘。ECBの政策正常化に向けたプロセスについて、「われわれは物価安定に関する目標を達成するために一段と慎重になる必要がある」と述べた。

前日はECB理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁がロイターのインタビューに対し、ECBの利上げプロセスについて、まず初めの動きとして現在マイナス0.4%としている中銀預金金利をマイナス0.2%に引き上げることに「問題はない」との認識を表明。債券買い入れ策は年内に終了され、主要政策金利のリファイナンス金利は2回目の金利変更時に引き上げられる可能性があるとの見方を示した。

これについてECB報道官は、ノボトニー総裁の見解は個人的なもので理事会の見解を反映するものではないとしたが、ユーロ相場とユーロ圏国債利回りが上昇するなどの動きが出た。

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