May 23, 2019 / 9:35 PM / 8 months ago

米FAA、6月下旬にも737運航再開許可へ=関係筋

[モントリオール/フォートワース(米テキサス州) 23日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)の当局者は、国連の専門機関、国際民間航空機関(ICAO)に対し、早ければ6月下旬にも米ボーイング(BA.N)の旅客機「737MAX」の米国での運航再開を許可する見通しだと報告した。関係者3人が明らかにした。

 5月23日、米連邦航空局当局者は、国連の専門機関に対し、早ければ6月下旬にも米ボーイングの旅客機「737MAX」の米国での運行再開を許可する見通しだと報告した。ワシントン州レントンで3月撮影(2019年 ロイター/David Ryder)

見通し通りに運航再開が許可されれば、米国の各航空会社は夏場のピークシーズンに向けてすでに組んでいる737MAX欠航の大幅な延長を回避できる可能性が高い。ただFAA当局者は、運航再開に向けた具体的なスケジュールはないとも述べたという。

アメリカン航空グループ(AAL.O)、サウスウエスト航空(LUV.N)、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(UAL.O)傘下のユナイテッド航空は7─8月まで737MAXを運航スケジュールから外している。

FAAとボーイングはこの日、モントリオールでICAOの理事会メンバーに対するブリーフィングを実施した。一方、FAAのエルウェル局長代行はテキサス州フォートワースで世界各国の航空規制当局者と8時間にわたって会合を行った。

エルウェル局長代行はICAOへのブリーフィングについてコメントを控え、「私が日程に言及することで、FAAやメディア、もしくは市民が最終結果や過程ではなく期日を重視することは避けたい」と述べた。

その上で、FAAは安全性分析を終えるまで運航再開を許可しないとし、特定のスケジュールはないとあらためて強調した。

米国外での運航再開時期はさらに不透明だ。カナダと欧州の航空規制当局は22日、737MAXを巡るそれぞれの具体的な懸念が払拭されなければ、独自の基準で運航再開を判断する意向を示した。

ボーイングの株価はこの日、下げ幅を削って0.6%安で引けた。

ボーイングは前週、737MAXのソフトウエア修正を完了したと発表した。修正に関するFAAへの提出はまだ行っておらず、日程も示していない。

同社の広報責任者は23日、「FAAからの情報要請に対応した時点で、飛行認証試験の日程を調整し、最終的な認証申請文書を提出する用意が整う」と述べた。

米航空会社がロイターに明らかにしたところによると、FAAが運航再開を許可した後も、航空各社は保管してきた機体の点検に1機当たり100─150時間を要するほか、新しいソフトに関するパイロットの訓練も必要になる。

ボーイングはこれまでに、737MAXについてはシミュレーターによる訓練は不要とし、コンピューター上の訓練を推奨している。

エルウェル局長代行は23日、この日の会合で「シミュレーター訓練が必要だと主張した国はなかった」と述べた。

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