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アップルのアプリストア、安全面を理由に競争制限=欧州委上級副委員長

7月2日、欧州連合(EU)欧州委員会のベステアー上級副委員長(競争政策担当)は2日、ロイターとのインタビューで、米アップルのアプリ配信サービス「アップストア」について、プライバシーやセキュリティー面の懸念を利用して競争を制限すべきではないとの考えを示した。写真はアップルのロゴ。2018年 3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のベステアー上級副委員長(競争政策担当)は2日、ロイターとのインタビューで、米アップルのアプリ配信サービス「アップストア」について、プライバシーやセキュリティー面の懸念を利用して競争を制限すべきではないとの考えを示した。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」など同社製品の利用者にアップストア以外でのアプリ入手を認めていない理由として、安全面の懸念を挙げている。

ベステアー氏は昨年、「デジタル・マーケット法案」(DMA)を公表した。アップルに対して、収益が大きいアップストアに限定されたアプリ入手ルートを開放させ、利用者がインターネットや第三者からアプリを入手する「サイドローディング」を可能にする内容だ。

クックCEOは6月のイベントでの講演で、DMAはアイフォーンのセキュリティーとプライバシーを破壊すると主張した。

ベステアー欧州委員は「プライバシーとセキュリティーは誰にとっても最重要だと思う」と述べ、クック氏のセキュリティー面での懸念に理解を示した。その上で「ここで重要なのは、これが競争を遮断するものではないという点だ。なぜなら消費者は他のアプリストアまたはサイドローディングを利用した場合に、セキュリティーもプライバシーもあきらめないはずだと私は考えるからだ」と説明した。「この件の解決策を探ることは可能だと思う」とも話し、法案の変更に応じる姿勢を示唆した。

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